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越前三国・西光寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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西光寺(さいこうじ)は福井県坂井市三国町宿(越前国坂井郡)にある浄土真宗寺院。連枝格。真宗大谷派。一時期、錦織寺末の御坊寺院となり、米ケ脇御坊と称した。川尻西光寺。通称は橋寺。(参考:同名寺院西光寺)
歴史
1471年(文明3年)、性光という者が蓮如の弟子となり、越前国坂井郡川尻村(福井市)に道場を開いたのが起源。1474年(文明6年)の蓮如消息写に「河尻性光門徒」とある。2代空了が鯖江・西光寺の永存の娘が嫁いで、蓮如から西光寺の号を与えられた。
慶長年間、桑名本統寺玄誓の次男で、教如の外孫の善秀が入寺。東本願寺末の連枝格となり、越前国の中心的寺院となった。1665年(寛文5年)、現在地に移転。旧地には支院性光坊が残った。1790年(寛政2年)、一次、錦織寺末となり、米ケ脇御坊と称したこともあった。
(日本歴史地名大系)