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城原八幡社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年4月13日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
城原八幡社(きばる・はちまんしゃ)は大分県竹田市米納にある八幡信仰の神社。祭神は景行天皇・比売大神・応神天皇・神功皇后など。
歴史
『日本書紀』景行天皇12年10月条によると、景行天皇は直入県の禰疑野にいた3人の土蜘蛛を討伐。この時、苦戦して、川の畔(「水上」)で卜占を行い、改めて戦って勝利した。この卜占をした場所に、応神天皇の時代に祠を祀ったのが始まり。858年(天安2年)、豊後国司が八幡神を合祀。直入郡の総社として隆盛した。
1586年(天正14年)島津の攻撃で焼失。一時、久住町白丹に遷座。1594年(文禄3年)、岡城に入った中川家は城下町の鎮守として勝山(八幡山)に遷座。しかしまもなく1596年(慶長1年)、八幡神の神託で故地の木原に遷座した。(日本歴史地名大系)