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大和・称名寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大和・称名寺
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'''称名寺'''(しょうみょうじ)は、奈良県奈良市菖蒲池町にある[[浄土宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。元は[[興福寺]]別院。[[西山浄土宗]]。村田珠光(1423-1502)の旧跡。旧称は'''興北寺'''。山号は日輪山。(参考:同名寺院[[称名寺]]) == 歴史 == 1265年(文永2年)、[[興福寺]]学僧の尊英と琳英の兄弟が[[三鈷寺]]澄忍に帰依して常行念仏の道場として創建。興福寺別院として興北寺と称し、[[浄土]]、[[法相]]、[[天台]]、[[律]]の兼学だった。鎌倉時代末の制作の千体石仏がある。 のちに茶祖と呼ばれる村田珠光が幼少の頃、称名寺で得度した。独盧庵という茶室を設けたという。 『経覚私要鈔』1456年(康正2年)条に「称名寺」の名がみえる。1620年(元和6年)本堂再建。1704年(宝永1年)、1762年(宝暦12年)に大火で焼失。1802年(享和2年)に現在の本堂を再建。 (日本歴史地名大系、日本大百科全書) [[Category:奈良県]]
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