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大和・達磨寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大和・達磨寺
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[[file:大和達磨寺002.jpg|達磨の墓(達磨寺3号墳)を覆うようにして建てられた本堂|500px|thumb]] '''達磨寺'''(だるまじ)は、奈良県北葛城郡王寺町本町にある[[達磨信仰]]の[[臨済宗]]寺院。[[聖徳太子]]ゆかり。臨済宗南禅寺派。山号は片岡山。(参考:同名寺院[[達磨寺]]) 日本書紀、日本霊異記、聖徳太子伝略にある片岡飢人伝説に由来する。 聖徳太子が片岡山の近くの道で出会った飢人と歌を贈答した。後日、飢人が死んだのでこの地に埋葬したところ、数日ののち遺体が消滅していた。太子は飢人が聖であると悟った。この飢人こそ達磨であったという。 1305年、興福寺衆徒に焼かれた。仙海が復興するが1307年興福寺衆徒の強訴により流罪。 延文年間に復興。 山名時煕、足利義満、足利義持、足利義教が庇護した。 松永久秀の兵火で衰退。 1577年、正親町天皇の綸旨で復興した。1602年、徳川家康が30石寄進。 1605年、豊臣秀頼が修復。 2004年(平成16年)本堂再建。 ==境内== *本堂: *3号墳 *雪丸塚:1号墳 *2号墳 *方丈 *達磨石 *太子石 *薬師石 *片岡八郎墓 *松永久秀墓 *中興記石幢 <Gallery> file:大和達磨寺001.jpg|本堂 file:大和達磨寺003.jpg| file:大和達磨寺004.jpg|雪丸像 file:大和達磨寺005.jpg| file:大和達磨寺006.jpg|問答石 file:大和達磨寺007.jpg|石塔 file:大和達磨寺008.jpg|石幢 file:大和達磨寺009.jpg| file:大和達磨寺010.jpg|1号墳 file:大和達磨寺011.jpg|2号墳 file:大和達磨寺012.jpg|問答石 </Gallery> ==資料== *達磨禅師御廟記 [[category:奈良県]]
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