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大学寮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大学寮
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'''大学寮'''(だいがくりょう)は、古代日本の都に設置された最高学府。[[天智天皇]]が最初に設置。廟堂に[[孔子]]が祭られ、釈奠が行われた。雅称では'''槐市'''(かいし)という。[[日本の孔子廟]]も参照。 日本の学制は、唐の制度を模倣したもので、唐では国子監の下に国子学、大学、四門学、律学、算学、書学があったが、日本ではこれを縮小して、大学寮にまとめた。博士1人、助教2人、音博士2人の指導で、官僚候補の学生400人が学んだ。ほかに書博士2人と書生30人、算博士2人と算生若干がいた。 ==一覧== *[[藤原京大学寮]] *[[平城京大学寮]] *[[平安京大学寮]] ==組織== ===大学頭=== 大学頭(だいがくのかみ)は大学寮の長官。中世には[[菅原氏]]の東坊城家・西坊城家が就任。江戸時代は[[林家]]が就任した。 [[category:系譜記事]]
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