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大安寺八幡宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大安寺八幡宮
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'''大安寺八幡宮'''は、奈良県奈良市にある[[八幡信仰]]の神社。祭神は「仲哀天皇・応神天皇・神功皇后」(日本歴史地名大系)。[[大安寺]]鎮守。一説に[[石清水八幡宮]]の元宮。村社。[[大安寺関連旧跡]]・[[石清水八幡宮関連旧跡]]。'''辰市八幡宮'''、'''子安八幡宮'''ともいう。 == 歴史 == [[file:E158DBE3-A9CB-4F5D-BED7-CE78F7B16F74.jpeg|thumb|300px|(国土地理院空中写真より)]] 大安寺の南東にある。『七大寺巡礼私記』によると、[[行教]]が斉衡2年(855)に[[宇佐八幡宮]]を分霊して創建。また『建久御巡礼記』などには行教は最初、[[大安寺石清水房]]に祀り、その後、山城国に奉遷して[[石清水八幡宮]]になったという。『七大寺日記』によると石清水房は行教の自坊と思われ、石清水という名の井戸があったという。「大安寺伽藍絵図」によると、石清水房は現在の八幡宮と大安寺の間にあったという。中世には[[興福寺]]が、石清水八幡宮の根本は大安寺にあるとして石清水八幡宮と争ったという(朝野群載)。 (日本歴史地名大系) [[Category:奈良県]]
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