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大念仏寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

2015年11月28日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
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大念仏寺(だいねんぶつじ)は、大阪府大阪市平野区にある、融通念仏宗総本山の阿弥陀信仰寺院。本尊は、十一尊天得如来良忍が創建したとされる。妙法院門跡の院家勝安養院を兼務した。(参考:同名寺院念仏寺

歴代住職

  • 1良忍(1072-1132):
  • 2厳賢良恵:神峰山寺開山。
  • 3明応良感
  • 4観西良信
  • 5尊永隆阿
  • 6良鎮護阿
  • 7法明良尊(1279-1349):中興。
  • 8興善修観
  • 9法阿乗空
  • 10道善心観
  • 11道円融阿
  • 12幸阿称観
  • 13本阿法空
  • 14道音良響
  • 15浄善恵観
  • 16明教円忍
  • 17法円教観
  • 18性阿覚法
  • 19妙阿故観
  • 20道従良真
  • 21道永観阿
  • 22道法任空
  • 23道通良融
  • 24浄蓮法観
  • 25幸観道祐
  • 26妙恵道観
  • 27法清空観
  • 28道融観山
  • 29法融加空
  • 30道阿助空
  • 31道観良阿
  • 32道融良勝
  • 33良斉道融
  • 34宗円頓空
  • 35良古法禅
  • 36道和良説:近世の記録では、(それまで挽道場だったのが)道和の時代の元和元年(1615)に平野荘代官の末吉孫左衛門から寺地を寄進され、現在地に定着したともいう[1]
  • 37法順良宜
  • 38法覚良円:『法覚縁起』という絵伝(狩野安広画)が大念仏寺に残る。
  • 39法善良厳
  • 40道祐良覚
  • 41清雲良月:大原南坊との争論が始まる。
  • 42崇厳良実(?-1660):『融通念佛宗 その歴史と遺宝』には「崇権」とある。就任後、大原南坊に追い出される。
  • 43舜空良恵:寛文元年(1661)、幕府より大念仏寺は天台宗寺院ではないという裁許を得る。本堂造営。この頃から史料(末寺に下賜した本尊の裏書)に「大念仏寺」の名が確認できるという。
  • 44崇観隆明
  • 45良観覚意:末寺帳を作成。
  • 46大通融観(1649-1716):元禄元年(1688)に幕府より宗門再興の裁許を受ける。「融通念仏宗」の名が史料に確認できるのはこれ以降という。『融通念仏縁起』を出版。来迎会を復興。住職任命を従来の六別時からのくじ引きではなく、本山の権限とした。
  • 47忍通融海
  • (龍海融天):本山執権
  • 48信海通存
  • 49堯海通弘
  • 50洞海通天
  • 51真海通法
  • 52教弥通津
  • 53教寛通仁
  • 54慈嶺真教
  • 55教忍義雲
  • (霊厳):事務取扱
  • 56得善清凉

(『日本仏家人名辞書』より)

参考文献

  • 『日本仏家人名辞書』
  • 融通念佛宗教学研究所、平成10『法明上人 その生涯と信仰』
  • 大阪市立博物館編、平成3『融通念佛宗 その歴史と遺宝』
  • 明治41『融通念仏宗々憲宗規』

脚注

  1. 『融通念佛宗 その歴史と遺宝』21頁。
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%A4%A7%E5%BF%B5%E4%BB%8F%E5%AF%BA」より作成

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