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大酒神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大酒神社
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[[file:大酒神社_(1).jpg|thumb|500px|社殿]] '''大酒神社'''(おおさけ・じんじゃ)は、京都府京都市右京区太秦にある[[秦氏]]ゆかりの神社。祭神は秦[[始皇帝]]・弓月王・秦酒公で、相殿に兄媛命(呉織女)、弟媛命(漢織女)を祀る(境内由緒書)。[[広隆寺]]の鎮守。[[官社]]。村社。'''大辟神社'''とも'''大裂神社'''とも表記した。'''大酒明神'''、'''太秦明神'''。 [[file:大酒神社_(2).jpg|thumb|200px|「蚕養機織管絃楽舞之祖神」碑。「太秦明神」「呉織神」「漢織神」とある。]] 始皇帝の子孫で秦氏の祖とされる功満王が渡来したとき、祖神を祀ったのが始まりという。 849年(嘉祥2年)9月16日、従五位下。『広隆寺縁起』によれば1086年(応徳3年)4月に正一位。 明暦年間、呉織女、漢織女を合祀。 元は[[広隆寺桂宮院]]内にあったが、明治の神仏分離で現在地に移転したという。 広隆寺で2000年代まで行われていた[[摩多羅神]]を祀る牛祭は大酒神社に関わる神事ともいわれる。 [[木枯神社]]も合祀するらしい。 (『日本歴史地名大系』、境内由緒書ほか) <Gallery widths="300" heights="200" perrow="2"> file:大酒神社_(3).jpg|鳥居 file:大酒神社_(4).jpg|鳥居。柱が八角形となっているのは珍しい。 file:大酒神社_(5).jpg|紀元2600年記念碑 file:大酒神社_(2).jpg|社標 file:大酒神社_(1).jpg|社殿 </Gallery> [[category:京都府]]
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