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天静宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年4月12日 (日)
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2015年4月12日 (日) 時点における最新版
天静宮(てんせいきゅう)は、道教の祖で、唐朝李氏の祖先とされる老子の故郷、安徽省亳州市渦陽県にある老子を祀った太清宮。
天宝2年(743)、首都長安の玄元皇帝廟を太清宮と改称するとともにそれに準じる地位を定めたという。天宝2年(743)、玉真公主が祭儀を行った御真宮もここのことと思われる。
(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社)