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太平観は、唐代長安大業坊にあった女冠道観。3代高宗と則天武后の皇女太平公主が住した道観。儀鳳2年のチベット紛争の調停で人質として皇女を嫁がせることになったとき、則天武后が太平公主を逃れさせるために出家させ、この道観を建てたという。太平女冠観ともいう。(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社)