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始覚寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年8月19日 (日)
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- | '''始覚寺''' | + | '''始覚寺'''(しかくじ)は香川県木田郡三木町井上(讃岐国三木郡)にある[[真言宗]]寺院。出土した古瓦の一部は[[藤原宮]]式に類似し、白鳳時代の創建の[[古代寺院]]と考えられている。一部は[[讃岐国分寺]]跡・[[讃岐国分尼寺]]跡で出土した瓦とも共通し、三木郡から国分寺へ瓦を提供したと考えられている。塔心礎や窯跡も残る。奈良時代末に廃絶。1662年(寛文2年)清澄が復興。真言宗大覚寺派。(日本歴史地名大系) |
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2018年8月19日 (日) 時点における最新版
始覚寺(しかくじ)は香川県木田郡三木町井上(讃岐国三木郡)にある真言宗寺院。出土した古瓦の一部は藤原宮式に類似し、白鳳時代の創建の古代寺院と考えられている。一部は讃岐国分寺跡・讃岐国分尼寺跡で出土した瓦とも共通し、三木郡から国分寺へ瓦を提供したと考えられている。塔心礎や窯跡も残る。奈良時代末に廃絶。1662年(寛文2年)清澄が復興。真言宗大覚寺派。(日本歴史地名大系)