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宇佐・安楽院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年4月8日 (日)
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- | '''安楽院'''(あんらくいん)は、大分県宇佐市森山にある、[[安徳天皇]]ゆかりの[[曹洞宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]。[[宇佐八幡宮関連旧跡]]。山号は金剛山。(参考:同名寺院[[安楽院]]) | + | '''安楽院'''(あんらくいん)は、大分県宇佐市森山にある、[[安徳天皇]]ゆかりの[[曹洞宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]。[[宇佐八幡宮]]社家宮成家の菩提寺で、[[宇佐八幡宮関連旧跡]]。山号は金剛山。(参考:同名寺院[[安楽院]]) |
== 歴史 == | == 歴史 == |
2018年4月8日 (日) 時点における最新版
安楽院(あんらくいん)は、大分県宇佐市森山にある、安徳天皇ゆかりの曹洞宗寺院。本尊は薬師如来。宇佐八幡宮社家宮成家の菩提寺で、宇佐八幡宮関連旧跡。山号は金剛山。(参考:同名寺院安楽院)
歴史
平安時代末、宇佐八幡宮大宮司宇佐公通が保元年間に創建。当初は天台律だったという。 平家側についた公通が安徳天皇をこの地に迎えたという伝承があり、安徳天皇供養塔がある。 公通の墓もある。元暦元年(1184)に臼杵惟隆が宇佐八幡を襲った時に焼失。天正の大友氏の兵火でも焼失した。慶安3年(1650)、長門功山寺住職の基外が再興。この時、曹洞宗になった。あるいは寛永年間、星岩伝寿が再興したともいう(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』)。 (日本歴史地名大系)