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専想寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
専想寺
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'''専想寺'''(せんそうじ)は大分県大分市森町にある[[浄土真宗]]寺院。九州最古の浄土真宗寺院という。本尊は[[阿弥陀如来]]。[[浄土真宗本願寺派]]。山号は龍華山。 == 歴史 == [[大内氏]]出身の天然浄祐(1442-1506)が1476年(文明8年)に創建。天然浄祐は最初は[[臨済宗]][[功山寺]]で出家して禅宗だったが、のち[[金戒光明寺]]で修行し[[浄土宗]]となり、1482年(文明14年)[[山科本願寺]]で[[蓮如]]に帰依して浄土真宗になった。蓮如から九州布教を命じられ、九州や中国一円を巡教した。1496年(明応5年)、蓮如は天然浄祐の伝道の功績をたたえて自筆名号100幅を与えた。天然浄祐の墓を[[天然塚]]という。1505年(永正2年)に本願寺実如が下付した本尊絵像には「興正寺門徒」とあり、[[京都・興正寺]]に属した時期もあったか。(日本歴史地名大系) [[Category:大分県]]
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