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山内寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
山内寺
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'''山内寺'''(やまうちじ)は鹿児島県出水市野田町下名(薩摩国出水郡)にあった[[天台宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。[[性空]]が創建。廃絶。西性院。山号は亀翁山。 ==歴史== 性空の創建と伝える。寺名は古代の山内郷、中世の荘園「山門院」に由来するとみられる。 [[島津家]]初代の島津忠久が薩摩に入国したときに祈願所としたと伝える。 1587年(天正15年)[[豊臣秀吉]]の兵火で焼失。 薩州家島津忠辰が祈願所を成願寺に移したため衰微。江戸時代はそばの熊野神社別当を務めた。明治初年の廃仏毀釈で廃絶した。 1677年(延宝5年)の[[俊寛]]の碑が現存する。俊寛が喜界島から帰り、山内寺で死去したという伝説がある。 (日本歴史地名大系) [[category:鹿児島県]]
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