出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2014年12月8日 (月)
崇峻天皇陵の伝承地。現陵の東側に位置する。天誅組の楠目清馬墓のそばにある。当初はこちらが治定されたが、のちに金福寺伝承地が治定された。現在、崇峻天皇陵の附属地になっているようだ。『磯城郡誌』では「雀墓」の名と、崇峻天皇の和名「長谷部若雀天皇」の関連を説いている(ただし、『磯城郡誌』では雀塚伝承地と赤坂伝承地を混同している)。
候補地が陵墓参考地ではなく、陵墓の付属地となっている例では、神武天皇陵の候補地であった丸山が、神武天皇陵域に含まれている例がある。