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市比売神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
市比売神社
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[[file:90D1AE10-EA49-4062-86AE-33E39A92C9D7.jpeg|thumb|400px|マンションの下を参道が潜る]] '''市比売神社'''(いちひめ・じんじゃ)は、京都市下京区本塩竈町にある[[市神信仰]]の神社。[[平安京]]市場の守護神。時宗[[京都塩竈・金光寺|金光寺]]の鎮守。'''市姫大明神'''。'''市姫神社'''。 == 歴史 == [[file:Kokudo0298.jpg|thumb|300px|金光寺と市比売神社(国土地理院空中写真より)]] 795年(延暦14年)5月7日、藤原冬嗣が[[宗像大神]]を祀って創建。東市・西市の両方の守護神として東市に祀られた。 10世紀の『為頼朝臣集』には「市姫の神の忌垣のいかなれや商物に千代を積むらむ」と詠まれている。 承平年間、[[空也]]が市比売神社の神勅で金光寺を創建。のち[[一遍]]が訪れ、金光寺は[[時宗]]寺院となる。 1591年(天正19年)、[[西本願寺]]の造営のため、土地を奪われ、金光寺と共に現在地に移転させられた。 下京区都市町に[[市比売神社御旅所|御旅所]]があったが、1869年(明治2年)廃絶。 (『日本歴史地名大系』) 境内には植松稲荷社、衆霊殿、天真名井、祈祷殿がある。衆霊殿の祭神は大国主命・花山天皇・恵比須・大黒・護国英霊・社家祖霊・崇敬者祖霊・蛭子之霊。 <Gallery widths="200" heights="150" perrow="3"> file:CABFE271-7B16-4A62-8B13-9CF6008FE233.jpeg| file:193D82FE-FD83-421F-A623-FEDB93987531.jpeg| file:90E543F6-3B70-475B-A19D-98362CAF2D79.jpeg|天真名井と本殿 file:898D342D-C08E-44CC-9B02-864C95FF240B.jpeg|衆霊殿 </Gallery> [[category:京都府]]
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