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帝釈天信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年11月16日 (月)
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- | + | '''帝釈天'''(たいしゃくてん)は、天空・雷を司る[[ヒンドゥー教]]の神[[インドラ]]が[[仏教]]に取り込まれた[[護法神]]。'''釈提桓因'''、'''釈提桓因天王'''ともいう。同じくヒンドゥー教の神に由来する[[梵天]]と対にされ、[[釈迦]]の脇侍にされることがある。[[須弥山]]の頂上に住むとされ、[[四天王]]を配下とする。日本では造像の例は少なく、本尊とする寺社も少ない。[[日蓮宗]]では[[曼荼羅本尊]]の一尊として書かれ、護法神としての信仰が盛んで、柴又帝釈天として知られる[[題経寺]]帝釈堂が有名。 | |
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2015年11月16日 (月) 時点における最新版
帝釈天信仰 |
目次 |
概要
帝釈天(たいしゃくてん)は、天空・雷を司るヒンドゥー教の神インドラが仏教に取り込まれた護法神。釈提桓因、釈提桓因天王ともいう。同じくヒンドゥー教の神に由来する梵天と対にされ、釈迦の脇侍にされることがある。須弥山の頂上に住むとされ、四天王を配下とする。日本では造像の例は少なく、本尊とする寺社も少ない。日蓮宗では曼荼羅本尊の一尊として書かれ、護法神としての信仰が盛んで、柴又帝釈天として知られる題経寺帝釈堂が有名。