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常陸・常福寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
常陸・常福寺
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'''常福寺'''(じょうふくじ)は、茨城県那珂市瓜連にある、[[浄土宗]]の旧[[檀林寺院]]。[[了誉聖冏旧跡]]で関東浄土宗の中心的寺院だった。[[後花園天皇]]の[[勅願所]]。[[関東十八檀林]]。'''瓜連常福寺'''。'''蓮華院'''と号す。山号は草地山。(参考:同名寺院[[常福寺]]) ==歴史== 1338年、成阿了実が太田城主佐竹義敦の帰依を受けて創建。1388年焼失。応永年間、了誉聖冏が瓜連城跡の現在地に再建した。 1452年、[[後花園天皇]]から勅願所の綸旨を受けた。 1543年、[[後奈良天皇]]から常福寺勅額を受けたという。 1601年、関東十八檀林の一つとされ(『日本歴史地名大系』)、 1602年、[[徳川家康]]から朱印地100石を寄進された。 1676年、[[徳川光圀]]の執奏で常紫衣となった。 1708年、檀林ごと向山に移転([[向山常福寺]])。瓜連の旧地は1717年に蓮華院と称し、常院代が置かれた。 1864年、向山常福寺が幕末の兵乱で焼失したため、瓜連蓮華院が再び瓜連常福寺に復帰した。 1965年、本堂再建。 ==伽藍== [[category:茨城県]]
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