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常陸・日輪寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年6月9日 (火)
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- | '''日輪寺''' | + | '''日輪寺'''(にちりんじ)は、福島・茨城・栃木の県境に位置する霊峰[[八溝山]]の山頂近くにある、山岳信仰・[[観音信仰]]の[[天台宗]]寺院。現在は、茨城県久慈郡大子町(常陸国久慈郡)に属するが、かつては陸奥国白河郡とされたらしい。[[坂東三十三所観音霊場]]の第21番札所。本尊は'''十一面観世音菩薩'''。白鳳年間に[[役行者]]が創建。その後、大同2年(807)に[[空海]]が十一面観音像を刻み、山上で日輪を感得したので'''日輪寺'''と称したという。山頂には[[八溝嶺神社]]がある。[[天台宗延暦寺派]]。'''八溝山日輪寺'''、'''八溝観音堂'''ともいう。(参考:同名寺院[[日輪寺]])(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』) |
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2015年6月9日 (火) 時点における最新版
日輪寺(にちりんじ)は、福島・茨城・栃木の県境に位置する霊峰八溝山の山頂近くにある、山岳信仰・観音信仰の天台宗寺院。現在は、茨城県久慈郡大子町(常陸国久慈郡)に属するが、かつては陸奥国白河郡とされたらしい。坂東三十三所観音霊場の第21番札所。本尊は十一面観世音菩薩。白鳳年間に役行者が創建。その後、大同2年(807)に空海が十一面観音像を刻み、山上で日輪を感得したので日輪寺と称したという。山頂には八溝嶺神社がある。天台宗延暦寺派。八溝山日輪寺、八溝観音堂ともいう。(参考:同名寺院日輪寺)(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』)