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延暦寺四王院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年5月11日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
延暦寺四王院は、比叡山延暦寺の東塔地区にあった天台宗寺院。本尊は四天王。最澄の構想した九院の一つ。現在の大講堂の西にあった。廃絶。(参考:同名寺院天王寺)
歴史
最澄の生前には実現しなかった。延暦寺別当の光定が創建。時期は838年(承和5年)とも、854年(斉衡1年)ともいう。858年(天安2年)、座主円仁を四王院検校とし、翌年、七禅師を置いた。933年(承平3年)には反乱を起こした平将門調伏の祈祷が行われた。966年(康保3年)、1499年(明応8年)に火災に遭っている。(日本歴史地名大系)