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延暦寺相輪塔
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
延暦寺相輪塔
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'''延暦寺相輪塔'''は滋賀県大津市の[[比叡山]][[延暦寺]]の西塔地区にある[[仏塔]]。[[延暦寺宝幢院]]に付属するが、建立は宝幢院より早い。相輪橖。[[六所宝塔]]のうち[[安中宝塔]](山城宝塔院)にみなす場合もあるが別に[[延暦寺西塔院|西塔院]]があったので不詳。 == 歴史 == [[最澄]]存命中の820年(弘仁11年)9月、自筆の法華経など22部58巻の経典を納めるために建立。860年(貞観2年)、改築され、新たに無垢浄光陀羅尼871本、仏頂尊勝陀羅尼42本を納めた。979年(天元2年)、1179年(治承3年)に修復とも。[[織田信長]]の焼き討ち以降は1685年(貞享2年)、1742年(寛保2年)、1781年(天明1年)、1896年(明治29年)(1895年(明治28年)再建?)、1970年(昭和45年)などに修復されている。(日本歴史地名大系) [[Category:滋賀県]]
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