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建武台雄健神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2013年1月27日 (日)
建武台雄健神社 | |
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概要 | 建武台・陸軍中央幼年学校の営内神社。廃絶。 |
所在地 | (東京都八王子市長房町) |
祭神 | 天照大神・大国主命・経津主命・武御雷命・神武天皇・靖国神社英霊 |
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概要
建武台雄健神社は陸軍中央幼年学校の営内神社である。祭神は「天照大神・大国主命・経津主命・武御雷命・神武天皇・靖国神社英霊」であった。敗戦後、廃絶した。
1944年(昭和19年)5月5日に遥拝所とともに地鎮祭が行われ、6月29日には遥拝所・表忠塔が完成。11月には竣工して、11月2日に神璽を奉迎、前夜祭を行い、明治節に当たる11月3日に創建された。1945年(昭和20年)5月5日、最初で最後の例祭が執行された。
陸軍中央幼年学校の雄健山に鎮座していた。現在の八王子市長房町である。社殿は簡素な神明造の小祠である。傍らに皇居遥拝所などがあった。
敗戦後、廃社となったが、社殿は本殿が焼失した八王子市東浅川の十二社神社に譲渡され、同社本殿として現存している。
参考文献
- 1927(昭和2)『東幼第二十八期卒業記念写真帖』
- 1968(昭和43)『東幼外史』★
- 1977(昭和52)『碑 いしぶみ 第2集』
- 1984(昭和59)村上兵衛『陸軍幼年学校よもやま物語』
- 1994(平成6)『赤甍 東京陸軍幼年学校第四十六期生五十年史』
- 1995(平成7)『建武台3/49 東幼49期3訓入校50周年記念文集』★
- 1996(平成8)『若桜』★
- 1998(平成10)『碑 いしぶみ 第3集』
- 2006(平成18)野邑理栄子『陸軍幼年学校体制の研究 エリート養成と軍事・教育・政治』
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