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彦部・正養寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
彦部・正養寺
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'''正養寺'''は、岩手県紫波郡紫波町彦部にある、[[親鸞]]高弟[[二十四輩]]第10番[[是信房]]ゆかりの[[浄土真宗]]寺院。教団草創期に東北地方布教の拠点となった古刹で、[[盛岡・本誓寺]]、[[郡山・本誓寺]]の旧地にある。[[真宗大谷派]]。[[是信房墓 彦部伝承地|是信房の墓所]]が近くにある。「'''石森山正養寺'''」。 '''是信房'''(ぜしんぼう)が、彦部(ひこべ)の石ケ森(いしがもり)の地に'''本誓寺'''を創建。中世末期、斯波氏が領主になると、北西6.3mにある陸奥郡山城下に移されため、旧地には'''弘願院'''を置いた。江戸時代の寛文3年(1663)、弘願院は'''正養寺'''となった。 ただし、厳密な旧地ではないらしく、元の本誓寺跡地には別に石碑がある。 ==参考文献== *今井雅晴監修 2011『親鸞聖人 関東ご旧跡ガイド』本願寺出版社 *郡山本誓寺しおり [[category:岩手県]]
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