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徳大寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
徳大寺
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徳大寺は、東京都台東区にある、[[摩利支天信仰]]の[[日蓮宗]]寺院。 寛永年間に慈光院日遣が創建。東京上野のいわゆる「アメ横」に所在し、「下谷摩利支天」と呼ばれる。 摩利支天が祀られたのは宝永5年9月。『摩利支天略縁起』によると、摩利支天像は[[聖徳太子]]の作で、 京都[[本法寺]]の成遠院日達が、[[法華経寺]]55世として輪番のため東国に下るときに降臨。東方弘通の守護を願い、帰京のときに当寺に留め置いたのが始まりとされる。 伽藍は関東大震災で焼失。昭和15年11月に復興したが、東京大空襲で再び焼失した。戦後、昭和39年11月再建された。権現造の本堂には、摩利支天を中央に、むかって左に日蓮、右に鬼子母神が祀られている。 [[category:東京都]]
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