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摂津・福厳寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
摂津・福厳寺
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'''福厳寺'''(ふくごんじ)は兵庫県神戸市兵庫区門口町にある[[臨済宗]]寺院。[[後醍醐天皇]]の行在所。本尊は[[十一面観音]]。[[臨済宗南禅寺派]]。山号は巨鼇山。(参考:同名寺院[[福厳寺_(同名)]]) == 歴史 == 1300年(正安2年)柏厳可禅が創建。[[建仁寺]]・[[建長寺]]・[[南禅寺]]を歴任した約翁徳倹(1245-1320)を勧請開山とした。のち南嶺子越が住した。1333年(元弘3年/正慶2年)5月30日、隠岐を脱出した[[後醍醐天皇]]が3日間滞在。1351年(正平6年/観応2年)、のちに[[永源寺]]を開く寂室元光(1290-1367)が滞在している。1419年(応永26年)7月19日、明使の呂淵が福厳寺で幕府の使者と対面した。1468年(応仁2年)11月、一条政房が入るが、山名・大内の合戦で焼失。政房も死去した。(日本歴史地名大系) [[Category:兵庫県]]
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