出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年3月23日 (木)
護国寺(ごこくじ)は、大阪府吹田市にあった曹洞宗寺院。本尊は地蔵菩薩。廃絶か。康暦2年(1380)、竺山得仙が創建し、師の大徹宗令を開山とした。総持寺直末三十六門の一つ。当初は護久寺と称したが、足利義満の命で改称した。将軍祈願所となっている。戦国時代の兵火に焼かれ、衰退。慶長5年(1600)、竹中重賢の菩提寺として復興。無住期間を経て寛文年間、祖印という僧が復興した。山号は牛頭山。(参考:同名寺院護国寺_(同名))