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摩利支天社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年10月20日 (金)
摩利支天社は埼玉県深谷市江原にある木曽御嶽信仰の神社。祭神は摩利支天。現在は高野山真言宗所属。 御嶽講の丸江講の元拠点。丸江講は武蔵国の普寛系御嶽講。一心の弟子の盛心が設立した講社。盛心は獄死した一心の名誉回復に尽力した。
一心の弟子の盛心は1822年(文政5年)1月に上江原村に摩利支天社を創建した。 一心は幕府の弾圧を受けて獄死したので、弾圧を避けて合法的に布教を行うため、盛心は神主の資格を取り、神社として拠点を設立したのであった。(『御嶽山丸江元講宝物拝見記』20-27頁)
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参考文献
- 木曽御嶽信仰#参考文献を参照。