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日光・輪王寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年10月6日 (火)

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輪王寺(りんのうじ)は、栃木県日光市の日光山にある徳川家康の菩提寺である天台宗寺院。日光二荒山神社の神宮寺として勝道が創建し、本尊はその本地仏の阿弥陀如来千手観音馬頭観音天台宗延暦寺派門跡寺源頼朝の崇敬を受け、興隆。中世には光明院座禅院が座主職・権別当を務め、鎌倉勝長寿院を兼務していた。日光東照宮の鎮座と共に天海が中興。輪王寺宮寛永寺と共に管轄した。徳川家光の墓大猷院廟もある。最澄が計画した安北宝塔の再建として相輪橖が建立された。神仏分離で別組織となった東照宮と現在まで対立が続いている。慈眼堂輪王寺宮日光墓地能久親王廟がある。別院として坂東観音霊場第18番札所日光・中禅寺がある。江戸時代までば満願寺と称した。日光山も参照。(参考:同名輪王寺満願寺

目次

伽藍

日光山を参照。

組織

座主

光明院が日光山座主を務めた。鎌倉の大御堂勝長寿院を兼帯。

  • 1教旻()<>:『望月仏教大辞典』には教晃とある
  • 2千如()<>:
  • 3神善()<>:
  • 4昌禅()<>:
  • 5尊蓮()<>:
  • 6明秀()<>:
  • 7聖兼()<>:
  • 8頼肇()<>:
  • 9慶真()<>:
  • 10明覚()<>:
  • 11宗円()<>:
  • 12快舜()<>:
  • 13有尋()<>:
  • 14良重()<>:
  • 15聖宣()<>:
  • 16禅雲()<>:
  • 17隆宣()<>:関政家の子。真智房。鶴岡八幡宮供僧。
  • 18観纏()<>:
  • 19覚知()<>:覚智とも
  • 20静覚()<>:
  • 21文珍()<>:
  • 22相弁()<>:
  • 23弁覚()<>:日光山中興。関政家の子。隆宣の弟。光明院を創建。勝長寿院別当。鶴岡八幡宮供僧。熊野や大峰で修行した山伏という。和田合戦に参戦。日光に熊野修験を伝えたという。但馬法印。
  • 24性弁()<>:隆宣や弁覚のいとこ。1251年、常行堂に放火。
  • 25尊家(?-1273)<?-1273>:藤原顕家の子。勝長寿院別当。本覚院門跡
  • 26源恵(?-1307)<1274-1307>:将軍藤原頼経の子。勝長寿院別当。
  • 27仁澄(?-1318)<>:初の皇族。7代将軍惟康親王の王子。天台座主。本覚院門跡。
  • 28仁慧法親王(1244-1298)<>:後嵯峨天皇皇子。法住寺門跡。新熊野検校12・15世。仁恵。
  • 29道潤(1266-1329)<1323->:関白左大臣二条良実の子。
  • 30聖慧(聖恵)()<1330-1334>:7代将軍惟康親王の王子。仁慧法親王の弟子。1337年再任。
  • 31慈道法親王(1282-1341)<1334-1337>:亀山天皇皇子。青蓮院門跡。
  • 32守慧(守恵)()<1346-1378>:9代将軍守邦親王の王子。聖慧の弟子。深大寺別当。本覚院門跡。
  • 33聖守()<1378-1380>:法親王ともいうが出自不詳。
  • 34聖助法親王()<1380->:後光厳天皇皇子。守慧の弟子。諸書に「聖如」とあるのは誤りという。
  • 35満守()<>:鎌倉公方2代足利氏満の子。足利義満の猶子か。名を満秀もしくは満季という。聖如の弟子。本覚院門跡。
  • 36慈玄()<1390-?>:関白一条経嗣の子。持玄とも。1420年退任という記述もあるが、1426年時点で在職していた。

(『望月仏教大辞典』)

権別当

座禅院が権別当として座主の役割を代行した。

  • 1昌瑜()<>:壬生氏。
  • 2昌勝()<>:
  • 3昌遣()<>:
  • 4昌潤()<>:
  • 5昌継(1373-1461)<>:最後の座主の慈玄の時代の権別当。1461年7月11日死去。89歳。
  • 6昌宣()<>:西本坊。
  • 7昌源()<>:1496年、最澄筆と伝わる法華経を開板。
  • 8昌顕()<>:
  • 9沙弥丸()<>:
  • 10若王丸()<>:
  • 11昌膳()<1530->:壬生綱房の子。兄の壬生綱雄と合戦。
  • 12昌〓()<>:
  • 13昌広()<>:
  • 14昌淳()<>:
  • 15昌尊()<?-1613>:

(『望月仏教大辞典』)

歴代住職

江戸時代は輪王寺宮を参照。任期5年。

明治以降

  • 68慈亮(?-1870)<?-1870>:監守。自坊は華蔵院。維新前より門跡の留守居役だった。1870年(明治3年)2月11日死去。
  • 69林覚潤(?-1902)<1870-1871>:学頭代。のち輪王寺貫首75世。
  • 69生戒(?-1875)<1870-1872>:学頭代。自坊は養源院。1870年(明治3年)3月、三門跡の命で学頭代に就任。1872年(明治5年)春辞職。1875年(明治8年)1月31日死去。
  • 70山貞(?-1895)<1872-1873>:学頭代。自坊は龍光院。1872年(明治5年)春、栃木県庁の命で学頭代に就任。1873年(明治6年)8月辞職。1895年(明治28年)11月14日死去。
  • 71彦坂諶厚(1833-1897)<1873-1874>:学頭代。のち輪王寺貫首73世。
  • 72修多羅亮栄(-1886)<1874-1881>:兼務。自坊は市谷自証院。1874年(明治7年)12月、内務省の命で満願寺を兼務。1881年(明治14年)9月退任。1886年(明治19年)11月6日死去。少教正。
  • 73彦坂諶厚(1833-1897)<1882-1897>:貫首。自坊は護光院。信濃出身。1833年(天保4年)1月25日生。12歳で日光護光院で得度。22歳で護光院住職。1871年(明治4年)の神仏分離で護光院は廃止され、本坊に合併となる。1872年(明治5年)権訓導。1873年(明治6年)訓導。1873年(明治6年)9月、栃木県庁と天台宗務庁の命で満願寺(輪王寺)学頭代。1874年(明治7年)少講義。1879年(明治12年)大講義、満願寺副住職。1882年(明治15年)5月11日、満願寺住職、権少教正。1883年(明治16年)、輪王寺の号を復旧。1884年(明治17年)僧正。1887年(明治20年)広学竪義遂業、権大僧正。1892年(明治25年)9月、天台座主より天海着用の七条袈裟を贈られる。1895年(明治28年)5月、大僧正。1897年(明治30年)7月5日死去。65歳。金剛心院と号す。(『日光山沿革略記』[1]
  • 74山本貞典(?-1911)<1890-1901?>:法門院住職。1898年(明治31年)7月7日、輪王寺貫首。1911年(明治44年)9月25日死去。深信院と号す。
  • 75林覚潤(?-1902)<1901-1902>:医王院住職。1870年(明治3年)3月、三門跡の命で学頭代に就任。1871年(明治4年)8月辞職。1901年(明治34年)10月7日、輪王寺貫首。1902年(明治35年)3月6日死去。法雲林院と号す。
  • 76彦坂諶照(?-1921)<1902-1921>:彦坂諶厚の弟子。1902年(明治35年)3月8日、輪王寺貫首。1921年(大正10年)2月5日死去。
  • 77今井徳順(1873-1937)<1921-1937>:自坊は浄土院。上野出身。1873年(明治6年)生。1921年(大正10年)輪王寺門主。1937年(昭和12年)12月3日死去。
  • 78関口慈真()<1938-1947>:1938年(昭和13年)輪王寺門主。1947年(昭和22年)退任。
  • 79菅原英信()<1947-1952>:自坊は照尊院。1947年(昭和22年)輪王寺門主。1952年(昭和27年)退任。
  • 80菅原栄海(1888-1975)<1952-1875>:天台座主252世。岩手県出身。自坊は輪王寺医王院。1888年(明治21年)2月16日生。1927年(昭和2年)輪王寺執事長。1952年(昭和27年)輪王寺門主。1970年(昭和45年)、天台座主。1975年(昭和50年)11月14日死去。87歳。
  • 81柴田昌源()<1975-1989>:1975年(昭和50年)輪王寺門主。1989年(平成1年)退任。
  • 82荻原貞興()<1989-1995>:1989年(平成1年)輪王寺門主。1995年(平成7年)退任。
  • 83鈴木常俊(-2004)<1995-2004>:輪王寺執事長、中禅寺執行を経て1995年(平成7年)3月1日就任。天台宗宗議会議員、副議長。宗機顧問。2004年(平成16年)、任期途中で退任。同年12月28日死去。81歳。慈照心院。
  • 84菅原栄光(1915-2018)<2004-2014>:菅原栄海の長男。自坊は医王院。1915年(大正4年)生。輪王寺執事長。天台宗宗議会議員。2004年(平成16年)12月21日就任。2018年(平成30年)4月17日死去。94歳。
  • 85小暮道樹()<2014-2019>:自坊は桜本院。輪王寺執事長。2014年(平成26年)12月21日から2019年(令和1年)12月20日まで輪王寺門跡。
  • 86石塚慈雄()<2019->:自坊は安養院。2014年(平成26年)輪王寺執事長。中央大学文学部卒。大正大学仏教学部卒。栃木新聞記者。1979年(昭和54年)輪王寺に奉職。1990年(平成2年)安養院住職。2019年(令和1年)12月21日就任。

執事長

  • 菅原栄海(1888-1975)<1927->:天台座主252世。輪王寺80世。
  • 貴船諶道()<>:
  • 鈴木常俊(-2004)<>:輪王寺83世。
  • 菅原栄光(1915-2018)<>:輪王寺84世。
  • 小暮道樹()<>:輪王寺85世。
  • 石塚慈雄()<>:輪王寺86世。
  • 今井昌英()<2019->:自坊は浄土院。2019年(令和1年)12月21日、執事長就任。

写真


院坊

http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E3%83%BB%E8%BC%AA%E7%8E%8B%E5%AF%BA」より作成

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