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日通寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年8月27日 (木)
日通寺(にっつうじ)は広島県広島市東区牛田新町にある日蓮宗寺院。本尊は十界大曼荼羅。浅野家ゆかりの広島城下五カ寺(天台宗松栄寺・ 真言宗明星院・曹洞宗国泰寺・浄土宗正清院・日蓮宗日通寺)の一つ。 日陣門流の有力寺院だったが現在は単立か。山号は英心山。
歴史
広島藩浅野家の菩提寺として国前寺があったが不受不施派禁制の一環で1691年(元禄4年)に寺領を没収された。
浅野家はこれを機に天台宗に改宗。広島に天台宗寺院がなかったため、1695年(元禄8年)賀茂郡国近村の阿弥陀寺を移転させ、日通寺と称した。1699年(元禄12年)日蓮宗に再び改宗した。国前寺日台の弟子の日崇が中興。 (日本歴史地名大系)
資料
- 『広島市史』「国前寺と日通寺」[1]