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早稲田大学招魂殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
早稲田大学招魂殿
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'''早稲田大学招魂殿'''は、東京都新宿区西早稲田の[[早稲田大学]]大隈庭園にあった[[祖霊社]]。 1927年(昭和2年)10月20日、庭園内の紅葉山に創建。祭神は「大隈重信をはじめ、学苑の事業を翼賛した先輩、僚友、教職員、校友、学生ならびに一般同情者諸氏の霊を合祀した」という(『早稲田大学百年史』)。大隈重信が設けた、[[菅原道真]]と[[祐徳稲荷神社]]を祀る社殿を転用移築したという。祭神名簿と思われる「自昭和2年至昭和19年招魂殿招魂譜銘記者」という文書が早稲田大学に残る。1935年(昭和10年)11月23日、本山白雲作の胸像が建てられた。いつ廃絶したかは不明だが、1945年(昭和20年)5月の空襲で大隈庭園は壊滅的被害を受けたというので、この時に招魂殿も焼失して再興されなかったのかもしれない。なお「招魂殿」という名であるが、[[招魂社]]ではなく、戦没者慰霊のためには別に「報国碑」が設けられている。 『半世紀の早稲田』に写真がある[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466512/11]。 [[Category:東京都]]
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