ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

早稲田大学招魂殿

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年8月11日 (木)

移動: 案内, 検索

早稲田大学招魂殿は、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学大隈庭園にあった祖霊社

1927年(昭和2年)10月20日、庭園内の紅葉山に創建。祭神は「大隈重信をはじめ、学苑の事業を翼賛した先輩、僚友、教職員、校友、学生ならびに一般同情者諸氏の霊を合祀した」という(『早稲田大学百年史』)。大隈重信が設けた、菅原道真祐徳稲荷神社を祀る社殿を転用移築したという。祭神名簿と思われる「自昭和2年至昭和19年招魂殿招魂譜銘記者」という文書が早稲田大学に残る。1935年(昭和10年)11月23日、本山白雲作の胸像が建てられた。いつ廃絶したかは不明だが、1945年(昭和20年)5月の空襲で大隈庭園は壊滅的被害を受けたというので、この時に招魂殿も焼失して再興されなかったのかもしれない。なお「招魂殿」という名であるが、招魂社ではなく、戦没者慰霊のためには別に「報国碑」が設けられている。 『半世紀の早稲田』に写真がある[1]

http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%8B%9B%E9%AD%82%E6%AE%BF」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール