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春興殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
春興殿
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'''春興殿'''(しゅんこうでん)は[[平安宮]]内裏にあった御殿。[[賢所]]が祀られていた。[[京都御所]]に近代に再建された春興殿がある。 == 歴史 == 鎌倉時代末期に賢所が[[温明殿]]から春興殿に遷されたという。そのため「温明殿代」とも呼ばれた。 『鳳闕見聞図説』[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533104/6]に江戸時代の絵図 幕末に土御門内裏に再建された春興殿が[[橿原神宮]]の本殿として移築され、現存する。 現在の社殿は1915年(大正4年)の[[大正天皇]]即位礼・大嘗祭の時に再建されたもの。旧春興殿跡に紫宸殿と並列するように真東に建てられた。南面。58坪。南庇、外陣、内陣、内々陣に分かれる。1928年(昭和3年)[[昭和天皇]]大礼に際して東に御饌殿、西に宜陽殿を設け、渡廊下で接続、南庭正面に神楽舎、その東に奏楽舎、反対には御羽車舎を設け、左右の幄舎、南門・廻廊も建てられた。ただし、御饌殿以外は大礼後、撤去されたようだ。(昭和大礼要録) [[category:京都府]]
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