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暁野墓地
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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暁野墓地(あけのぼち、あけぼのぼち)は北海道札幌市中央区南11条西9丁目にあった神葬祭墓地。旧曙小学校の地。開拓使が1871年に設置。当時は市街地の外に位置した。札幌最古の公営墓地。入口に葬儀場として札幌祖霊神社が設けられた。当初、開拓使は積極的に神葬祭を奨励し、公務員、警官、教員、屯田兵らに「復式」を求めたが、明治10年代には共葬墓地に転換し、山鼻村の屯田兵専用の墓地となった。 1926年、廃止され、札幌市中央区南29条西11・12丁目の山鼻墓地に移転改葬。さらに1966年に山鼻墓地も廃止となり、札幌市豊平区平岸5条15丁目の平岸墓地(平岸霊園)に改葬された。平岸墓地内に「暁野墓地無縁精霊合葬墓」が残る。(問芝志保2016「明治10年代以降の墓地法制と都市ー札幌にみる墓制の近代」[1]、「「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)」[2])