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朝日山護国神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年2月13日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
朝日山護国神社は山口県山口市秋穂二島にある招魂社。祭神は戦没者278柱。朝日山の山頂にある。官祭招魂社。指定外護国神社。朝日山招魂場、朝日山招魂社、秋穂招魂社、秋穂二島護国神社。
真言宗真照院の横を登り切った山頂にある。八幡隊が設けた。 『靖国神社誌』によると1865年(慶応1年)4月の創設とある。 現地由緒書によると、同年4月4日に起工。8日に竣工した。 6月25日、棟上式を行った。八幡隊参謀寺島忠三郎ら66柱を祀った。 同年銘とみられる「周防国秋穂郷朝日山八幡隊招魂場碑」がある。
1869年(明治2年)2月、東麓を建設。同年5月、参道を整備(「招魂場路開発」碑)。 1875年(明治8年)6月28日、官祭招魂社となり、朝日山招魂社と称した。 1937年(昭和12年)9月、王政復古70年記念に御霊舎寄進。 1939年(昭和14年)8月21日、朝日山護国神社と改称した。 1940年(昭和15年)2月13日、神饌幣帛料供進神社となる。 9月18日、秋穂二島出身の戦没者を合祀。
1952年(昭和27年)10月21日、朝日神社と改称。 1965年(昭和40年)1月18日、朝日山護国神社に復称した。 1967年(昭和42年)8月27日、戦没者碑を建立。 1999年(平成11年)9月24日、台風被災。 2000年(平成12年)3月18日、復旧工事完了。
墓碑は西側に17基、東側に20基がある。北側の2列あり、奥は17基、手前は西6基、東6基の計66基が並ぶ。
秋穂正八幡宮から見た朝日山 |