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松尾大社西七条御旅所
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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松尾大社西七条御旅所は、京都府京都市下京区西七条南中野町にある松尾大社の御旅所。供僧であった京都・西蓮寺が隣接する。松尾大社関連旧跡。松尾祭で、本社・宗像・櫟谷・四之社の神輿4基と月読の唐櫃が渡御。滞在期間は4月下卯から5月上酉まで、現在では4月20日以降の最初の日曜から3週間。
『年中行事秘抄』1109年(天仁2年)4月3日条に松尾の御旅所の記述があり、この頃には成立していたとみられる。 江戸時代には大宮御旅所と月読社御旅所は相殿となっていたが、宗像社御旅所・櫟谷社御旅所は同じ西七条村内の別の場所にあり、衣手社御旅所は宗像社御旅所の同域に、四之社御旅所は大宮御旅所の同域にあった。 1585年(天正13年)11月21日、豊臣秀吉から御旅所独自の朱印地として145石が寄進された。明治時代に4社御旅所を大宮御旅所に合併した。 1942年(昭和17年)改築。1985年(昭和60年)4月、大規模な整備を実施。(境内由緒書)