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林家
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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林家は、林羅山を祖とする儒学の家。湯島聖堂を築き、大学頭を世襲。林家墓地は新宿区にある。歴代を祀る奉先堂が京都鞍馬にあった。
歴代
- 1林羅山(1583-1657):林家の始祖。京都出身。建仁寺で修行。藤原惺窩に師事。理当心地神道を唱えた。
- 2林鵞峰(1618-1680):林羅山の三男。1657年(明暦3年)相続。
- 3林鳳岡(1644-1732):林鵞峰の次男。1674年(延宝2年)、奉先堂を創建。1691年(元禄4年)、湯島聖堂を現在地に上野から移す。大学頭。
- 4林榴岡(1681-1758):林鳳岡の子。1723年(享保8年)大学頭。1724年(享保9年)家督相続。
- 5林鳳谷(1721-1773):林榴岡の子。大学頭。
- 6林鳳潭(1761-1787):林鳳谷の孫。父の林龍潭が若くして死んだため、1774年(安永3年)、14歳で相続。1785年(天明5年)大学頭。
- 7林錦峰(1767-1793):林鳳潭の養子。本姓は富田。1787年(天明7年)大学頭。
- 8林述斎(1768-1841):林家中興。林錦峰の養子。岩村藩主松平乗蘊の三男。大学頭。昌平坂学問所を設置。
- 9林〓宇(1793-1846):林述斎の三男。1838年(天保9年)大学頭。弟に鳥居耀蔵がいる。〓は「木聖」。
- 10林壮軒(1828-1853):林〓宇の子。1846年(弘化3年)家督継承。大学頭。
- 11林復斎(1800-1859):林述斎の四男。林〓宇の弟。大学頭。
- 12林学斎(1833-1906):林復斎の子。1859年(安政6年)、大学頭。のち寺社奉行。明治維新後、司法省に務めた後、日光東照宮主典、禰宜となった。