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梛神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''梛神社'''(なぎ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある[[祇園信仰]] | + | '''梛神社'''(なぎ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある[[祇園信仰]]の神社。祭神は素盞嗚尊。 |
+ | '''元祇園'''。本社と同格に並べて[[京都・隼神社]]がある。[[八坂神社関連旧跡]]。 | ||
- | + | 869年、牛頭天王を播磨国(広峰神社)より招いた時、最初に祀ったのがこの地という。 | |
+ | 異説として『出来斎京土産』によると、熊野権現を勧請して梛の木を植えたので、奈祇宮と称したと伝える。 | ||
+ | 明治初年では小さな祠だったが、1874年、1929年の復興を経て現在の姿となった | ||
+ | 1920年(1918年とも)隼神社を境内に遷座。 | ||
境内にある御供石は八坂神社祇園祭で御旅所への供物を載せていた台石の三つあったものの一つで、元は下京区御供石町にあったが1932年に梛神社境内に移された。 | 境内にある御供石は八坂神社祇園祭で御旅所への供物を載せていた台石の三つあったものの一つで、元は下京区御供石町にあったが1932年に梛神社境内に移された。 |
2022年1月20日 (木) 時点における版
梛神社(なぎ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある祇園信仰の神社。祭神は素盞嗚尊。 元祇園。本社と同格に並べて京都・隼神社がある。八坂神社関連旧跡。
869年、牛頭天王を播磨国(広峰神社)より招いた時、最初に祀ったのがこの地という。 異説として『出来斎京土産』によると、熊野権現を勧請して梛の木を植えたので、奈祇宮と称したと伝える。 明治初年では小さな祠だったが、1874年、1929年の復興を経て現在の姿となった
1920年(1918年とも)隼神社を境内に遷座。
境内にある御供石は八坂神社祇園祭で御旅所への供物を載せていた台石の三つあったものの一つで、元は下京区御供石町にあったが1932年に梛神社境内に移された。