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櫟野寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2018年11月18日 (日) 時点における版
櫟野寺(らくしやじ)は、滋賀県甲賀市甲賀町櫟野にある観音信仰の天台宗寺院。3mを超える古像最大の十一面観音坐像を秘仏本尊とする。開張は33年に一度。通称は櫟野観音。山号は福生山。
歴史
792年、最澄が櫟樹に十一面観音を彫ったのが始まり。 802年、坂上田村麻呂が戦勝祈願し、806年、成就したため堂宇を建て、毘沙門天を祀ったという。 1791年、本堂再建。 1916年、大鳥神社神宮寺の河合寺を合併。 1968年、本堂焼失。 子院に阿弥陀寺(現在は浄土宗)・仏性寺・安国寺(明治に阿弥陀寺に合併)・詮住寺・常楽寺・地蔵寺・成道寺があった。 (日本歴史地名大系)