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武蔵・正法寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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正法寺(しょうぼうじ)は、埼玉県東松山市にある観音信仰真言宗寺院。坂東三十三所観音霊場の第10番札所。本尊は千手観世音菩薩。近隣の慈光寺安楽寺とともに比企三山と呼ばれる。真言宗智山派巌殿山正法寺岩殿観音。(参考:同名寺院正法寺岩殿観音

養老2年(718)、逸海が草庵を結んだのが始まり。または役行者が開いたともいう。坂上田村麻呂が東北征伐のときにこの地の悪龍を退治して伽藍を造営した。北条政子が再興したともいう。(『古寺名刹大辞典』)

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