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沖田神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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沖田神社(おきた・じんじゃ)は岡山県岡山市中区沖元(備前国上道郡)にある神社。祭神は天照大御神・素戔鳴尊・軻遇槌命・倉稲魂命・句句廼智命・おきた姫。県社。沖田明神。
歴史
1694年(元禄7年)、新しく干拓された沖新田の産土神として創建。1709年(宝永6年)に現在地に遷座した。祭神の「おきた姫」(きた)は沖新田の開墾で、最後の潮止め工事のときに人柱となった人物という。神社本殿の床下に祀るという特殊な祀られ方をされている。明治初年、郷社。1923年(大正12年)5月25日、県社。
境内社の道通宮は沖新田の名主が代々崇敬した神社で、猿田彦命を祀る。備中高松城城主清水宗治次男の長九朗が落城の際、生き延びること祈願。願いが叶ったため、浅口郡西大島御滝山に祀った。沖新田の名主として移住した子孫も代々祀った。1800年(寛政12年)に沖田神社境内に遷座した。
また1996年(平成8年)、本殿の祭祀とは別に、境内におきた姫神社が創建された。(神社ウェブサイト)