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河合寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
河合寺
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'''河合寺'''(かわいでら)は、大阪府河内長野市河合寺にある[[真言宗]]寺院。本尊は[[十一面観音]]。[[真言宗御室派]]。山号は宝珠峰山、宣珠山。 == 歴史 == 643年、[[蘇我入鹿]]が創建と伝える。[[藤原鎌足]]が伽藍を整備。[[空海]]も一時滞在し、丹生・高野・白山・八幡・吉野・熊野を鎮守神として祀った。[[観心寺]]、[[天野山金剛寺]]と並ぶ河内の三大寺院として栄えた。南朝とゆかり深く、本尊は[[楠正成]]の念持仏と伝わる。[[後村上天皇]]の祈願所となった。 寛正年間の畠山氏の兵火で衰退。中世末には東之坊・西之坊・前之坊・杉中坊・池の坊・そわの坊・光明院・西光院・威徳院・金蔵院・上の坊・下の坊・中室・新坊・真福院・不動院・大南院といった子院があったらしい。[[豊臣秀頼]]が復興。江戸時代、[[高野山霊山院]]末となるが、無本寺の期間を経て、1761年から[[仁和寺]]末となった。 (日本歴史地名大系) [[category:大阪府]]
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