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泉涌寺来迎院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
泉涌寺来迎院
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[[File:泉涌寺来迎院・参道_(3).JPG|来迎院参道|thumb|400px]] '''泉涌寺来迎院'''は京都府京都市東山区泉涌寺山内町にある[[真言宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。[[泉涌寺]]子院。[[泉涌寺荒神社|荒神社]]の別当という側面のほうが強いと思われる。荒神社は日本最初の[[三宝荒神]]という。[[泉涌寺関連旧跡]]。山号は明応山。(参考:同名寺院[[来迎院_(同名)]]) [[空海]]の創建と伝える。 空海は唐で感得した三宝荒神を祀った。 1218年(建保6年)、泉涌寺長老4世の月翁智鏡(生没年不詳)が藤原信房の帰依を得て中興。智鏡は入宋した時に[[蘭渓道隆]]と交流し、来日を促した。そして1246年(寛元4年)に来日した時には1年近く来迎院に滞在した。 1470年(文明2年)の兵火で荒廃。 1597年(慶長2年)、[[後陽成天皇]]が再建。 [[安楽光院]](現在の[[善能寺]]の地にあった。)を併合したという。 (『日本歴史地名大系』ほか) ==伽藍== *本堂:本尊は[[阿弥陀如来]]。脇侍は[[観音菩薩]]と[[勢至菩薩]]。[[霊元天皇]]念持仏の幻夢観音菩薩坐像、[[大石良雄]]念持仏の勝軍地蔵尊 *[[泉涌寺荒神社|荒神社]]:祭神は[[三宝荒神]]。広福殿。胞衣荒神。ゆな荒神社。 *独鈷水:空海が独鈷杵で掘ったという。 *稲荷社:祭神は[[稲荷神]]。 *宝篋印塔: *含翠軒:茶室。大石良雄が建立。 <Gallery widths="300" heights="200" perrow="3"> File:泉涌寺来迎院・参道_(1).JPG|来迎院参道 File:泉涌寺来迎院・参道_(2).JPG|来迎院参道 File:泉涌寺来迎院・参道・結界碑.JPG|来迎院結界碑 File:泉涌寺来迎院・本堂.JPG|来迎院本堂 File:泉涌寺来迎院・本堂・扁額.JPG|来迎院本堂扁額 File:泉涌寺来迎院・ゆな荒神社・本殿_(2).JPG|ゆな荒神社 File:泉涌寺来迎院・境内・稲荷社.JPG|稲荷社 File:泉涌寺来迎院・境内・祈願石.JPG|祈願石 File:泉涌寺来迎院・境内・独鈷水.JPG|独鈷水 File:泉涌寺来迎院・境内・布袋尊像.JPG|布袋尊像 File:泉涌寺来迎院・境内・宝篋印塔.JPG|宝篋印塔 File:泉涌寺来迎院・裏参道.JPG|泉涌寺側から来迎院につながる参道 </Gallery> [[category:京都府]]
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