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法国寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年1月13日 (土)
法国寺(ほうこくじ)は京都にあった豊臣家ゆかりの時宗寺院。遊行派。歓喜光寺に合併し廃絶。旧称は豊国寺。山号は松圃山。
現在の京都府京都市下京区の天満町・富永町・市之町のあたりにあった。 遊行上人33世他阿満悟(1543-1612)が創建。豊臣秀吉が帰依。当初は豊国寺と称したが、豊臣家滅亡後は法国寺と改称した。 1600年(慶長5年)頃、根来寺を逃れた玄宥が智積院をこの地に復興し、1615年(元和1年)に東山に移るまであった。 1907年(明治40年)5月15日、歓喜光寺に併合された。(『日本歴史地名大系』)