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法起寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年2月15日 (木)

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法起寺(ほっきじ、ほうきじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町岡本にある、聖徳太子ゆかりの南都仏教寺院。法相宗聖徳宗本山。本尊は十一面観音聖徳太子建立七寺の一つで、太子の岡本宮を寺としたと伝える。現存最古の三重塔がある。岡本寺岡本尼寺池尻寺池後寺池後尼寺とも。山号は岡本山。

目次

歴史

聖徳太子が法華経を講義した岡本宮を寺に改めたもの。 638年(舒明10年)、福亮が弥勒菩薩像を造立して金堂を建てた。 684年(天武13年)、恵施が三重塔を建立。


江戸時代には三重塔のみとなっていたが、 1678年(延宝6年)、神鳳寺中興・高野山円通寺2世・法隆寺北室院3世の真政円忍(1609-1677)が修復。 1694年(元禄7年)に講堂を再建。聖天堂も新たに建てられた。近年の発掘調査で寺院以前に建物があったことが分かっており、岡本宮跡の可能性がある。 法隆寺が戦後、法相宗を離脱し、聖徳宗として独立すると、当寺も従い、総本山、尼門跡寺院に次ぐ本山となった。 1960年(昭和35年)から発掘調査が行われた。

組織

歴代住職

  • 1真政円忍(1609-1677):中興
  • 2純空恵性:河内南林寺住職か。

画像

参考文献

  • 『日本仏教基礎講座』
  • 『日本歴史地名大系』
  • 『国史大辞典』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%B3%95%E8%B5%B7%E5%AF%BA」より作成

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