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王屋山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年9月4日 (金)
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唐の[[玄宗]]は、道士として師事した'''[[司馬承禎]]'''を[[天台山]]から洛陽に近い玉屋山に招き、壇と[[陽台観]]を建てて、住まわせた。宸筆の額を賜った。玄宗妹の[[玉真公主]]が赴き、金籙斎を行った。承禎は、自ら定めた霊山の格式である[[十大洞天]]の首位に王屋山を置いた。(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社) | 唐の[[玄宗]]は、道士として師事した'''[[司馬承禎]]'''を[[天台山]]から洛陽に近い玉屋山に招き、壇と[[陽台観]]を建てて、住まわせた。宸筆の額を賜った。玄宗妹の[[玉真公主]]が赴き、金籙斎を行った。承禎は、自ら定めた霊山の格式である[[十大洞天]]の首位に王屋山を置いた。(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社) | ||
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2020年9月4日 (金) 時点における最新版
王屋山は、中国河南省にある霊山。洛陽に近い。 小有洞がある。
唐の玄宗は、道士として師事した司馬承禎を天台山から洛陽に近い玉屋山に招き、壇と陽台観を建てて、住まわせた。宸筆の額を賜った。玄宗妹の玉真公主が赴き、金籙斎を行った。承禎は、自ら定めた霊山の格式である十大洞天の首位に王屋山を置いた。(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社)