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王興寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
王興寺
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'''王興寺'''は、忠清南道[[扶余郡]]窺岩面新里にあった[[百済王室]]ゆかりの[[朝鮮仏教|仏教]]寺院。 *577年:創建。舎利容器銘文によればこの年。27代威徳王の時代(在位554-598)。 *600年:29代法王(在位599-600)が創建。30人を僧侶とした。三国史記 *634年2月:竣工。30代武王(在位600-641)がたびたび行幸した。三国史記 *2000年:国立扶余文化財研究所が発掘調査 *2007年:木塔跡心礎石とその周辺から舎利容器と舎利供養品が出土。ガラス玉1万点以上。 <Gallery widths="300" heights="200" perrow="3"> ファイル:王興寺01.jpg ファイル:王興寺02.png file:王興寺03.jpg </Gallery> ==資料== *佐川正敏2007「扶餘王興寺址出土舎利容器の意味」 *國學院大學文学部史学科編2008『古代文化の源流を探る―百済王興寺から飛鳥寺へ』 *田中史生2008「百済王興寺と飛鳥寺と渡来人」『東アジアの古代文化』136 *李漢祥2008「百済王興寺木塔址一括遺物の性格と意義」『東アジアの古代文化』136 *鈴木靖民2008「百済王興寺の舍利容器・荘厳具と飛鳥寺」『東アジアの古代文化』136 *鈴木靖民2010『古代東アジアの仏教と王権―王興寺から飛鳥寺へ』 *韓松伊2011「6~7世紀遺跡出土ガラス玉の特徴―扶余王興寺址公州武寧王陵出土ガラス玉の分析資料を中心に」[https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/7537] *近藤浩一2013「百済・威徳王の寺院建立と孝思想―陵山里寺院・王興寺よりみた東アジア仏教文化交流の一側面」『京都産業大学日本文化研究所紀要』18 *韓ナレ・〓鍾壽2014「扶余王興寺址の伽藍配置の類型及び造営年代―最近の発掘調査成果を中心に」『環太平洋文化』29 ===韓国書=== *国立扶余博物館・国立扶余文化財研究所2008『百濟王興寺』 *国立扶余文化財研究所2009『扶余王興寺址発掘物語』 [[category:大韓民国忠清南道]]
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