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益子・西明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
益子・西明寺
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'''西明寺'''(さいみょうじ)は、栃木県芳賀郡益子町(下野国芳賀郡)にある[[観音信仰]]の[[真言宗]]寺院。[[坂東三十三所観音霊場]]の第20番札所。本尊は'''十一面観世音菩薩'''。[[真言宗豊山派]]。'''独鈷山善門院西明寺'''、'''益子寺'''ともいう。(参考:同名寺院[[西明寺]]) 正暦元年(990)、[[花山法皇]]の勅願で創建。あるいは天平9年(737)に[[行基]]が創建ともいう。本尊は行基が彫ったもので元は豊前にあったという。境内は益子氏の居城跡と考えられている。当初は'''益子寺'''と称したが、のち北条時頼が本尊が唐の[[長安・西明寺|西明寺]]本尊に似ているとして'''西明寺'''と改称し、伽藍造営したという。(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』) [[category:栃木県]]
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