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相国寺大智院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
相国寺大智院
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'''相国寺大智院'''(しょうこくじ・だいちいん)は、京都府京都市上京区の[[相国寺]]にあった[[臨済宗]]寺院。本尊は[[文殊菩薩]]。実質的な相国寺開山で2世を称する[[春屋妙葩]]の塔所。遺骸を埋葬した[[宝幢寺鹿王院]]から爪髪を三分して[[南禅寺龍華院]]・[[建長寺龍興院]]と共に収めた塔所の一つ。 大御所の足利義視(1439-1491、[[浄土寺門跡]]19世)の死後、その菩提所となった。寺名は義視の戒名の大智院殿による。1780年(安永9年)、[[相国寺光源院|光源院]]維明が再建を発願。1787年(天明7年)、[[近衛家]]の[[閑院宮]]旧殿を賜り、再建を果たした。1818年(文政1年)、拙菴が[[相国僧堂]]を再建した時、大智院塔所も再建した。明治初年に廃絶した。(『相国寺小史』) [[Category:京都府]]
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