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真宗大谷派帯広別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年12月13日 (木)
真宗大谷派帯広別院(しんしゅうおおたには・おびひろ・べついん)は、北海道帯広市にある真宗大谷派の別院。近代に成立した新しい別院で、元は函館別院の支院。北300mに本願寺帯広別院がある。
歴史
1894年(明治27年)、新潟県出身の僧小山恵超が帯広を訪れ、説教所を設けたのが始まり。翌年入仏式が行われた。1897年(明治30年)、小山は説教所を本山東本願寺に寄進。翌年、「本山所属説教場」となった。1907年(明治40年)、函館別院の支院となり、函館別院帯広支院と称した。1918年(大正7年)、現在地に移転し、帯広別院となった。移転に伴い、十勝監獄教誨堂の払い下げを受け本堂としたのが現在の本堂である。
聖徳太子を祀る太子堂がある。
参考文献
- 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部