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知足院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年4月8日 (土)

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'''知足院'''(ちそくいん)の同名寺院。'''知足'''とは、[[弥勒菩薩]]が住む'''兜率天'''の別名「'''知足天'''」のこと、あるいは『[[老子]]』の言葉で「分相応のところで満足すること」(デジタル大辞泉)を意味する。
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==一覧==
*[[東大寺知足院]]:[[東大寺]]内で[[法相宗]]を勤めた子院。奈良県奈良市。
*[[東大寺知足院]]:[[東大寺]]内で[[法相宗]]を勤めた子院。奈良県奈良市。
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*[[紫野・知足院]]:京都紫野にあった寺院。藤原忠実が屋敷とした。[[近衛天皇]]の遺骨が一時奉安された。跡地に日蓮宗常徳寺がある。
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*[[京都・知足院]]:京都紫野にあった寺院。藤原忠実が屋敷とした。[[近衛天皇]]の遺骨が一時奉安された。跡地に日蓮宗常徳寺がある。
**[[京都・常徳寺]]:紫野・知足院の跡地にある寺院。「知足山」と号す。[[日蓮宗]]。[[日奥]]の旧跡。京都府京都市北区。
**[[京都・常徳寺]]:紫野・知足院の跡地にある寺院。「知足山」と号す。[[日蓮宗]]。[[日奥]]の旧跡。京都府京都市北区。
*[[建仁寺知足院]]:龍山徳見の墓所(塔所)で、[[建仁寺]]黄龍派の拠点寺院だった。別院の[[両足院]]に合併。京都府京都市東山区。
*[[建仁寺知足院]]:龍山徳見の墓所(塔所)で、[[建仁寺]]黄龍派の拠点寺院だった。別院の[[両足院]]に合併。京都府京都市東山区。
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*[[筑波・中禅寺]]の院号。大御堂。茨城県つくば市。
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*[[筑波・中禅寺]]の院号:茨城県つくば市(常陸国筑波郡)[[筑波山]]にある[[観音信仰]]の[[真言宗]]寺院。[[筑波山神社]]の神宮寺。[[隆光旧跡]]で東京[[護国寺]]の別院。[[坂東三十三所観音霊場]]の第25番札所。本尊は千手観世音菩薩。[[真言宗豊山派]]。大御堂ともいう。
*[[江戸・護持院]]の旧称。筑波の知足院を移して(寺籍だけ?)江戸神田橋外にあった大規模寺院。[[新義真言宗]]僧録。[[隆光]]の旧跡。焼失して[[護国寺]]の子院となった。明治に護国寺に合併。
*[[江戸・護持院]]の旧称。筑波の知足院を移して(寺籍だけ?)江戸神田橋外にあった大規模寺院。[[新義真言宗]]僧録。[[隆光]]の旧跡。焼失して[[護国寺]]の子院となった。明治に護国寺に合併。
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[[category:同名]]

2017年4月8日 (土) 時点における最新版

知足院(ちそくいん)の同名寺院。知足とは、弥勒菩薩が住む兜率天の別名「知足天」のこと、あるいは『老子』の言葉で「分相応のところで満足すること」(デジタル大辞泉)を意味する。

一覧

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